講義ビデオ作成時のポイント
■撮影機材
■撮影機材
家庭用のハンディビデオカメラだけでなく、デジタルカメラやスマートフォンでも撮影可能ですが、カメラ固定のための三脚等(簡易な物で可)があると便利です。また、音声の録音状態が良くなるように必要に応じてマイクを使います。
■録画時間の制限
■録画時間の制限
録画可能なビデオの長さは記録媒体(SD カード等)の容量に依存しますが、デジタルカ メラやスマートフォンの場合、1 本あたりの録画時間に制限(たとえば最長録画時間 30 分) がある場合があります。
■画質と音量に注意
■画質と音量に注意
いきなり本番録画をせず、短い動画を作ってテストします。その際、画質と音声が視聴に耐えられるように調整します。画面が荒すぎてスライドの文字が読めない、音量が小さすぎて聞き取れない等に注意が必要です。
■講義ビデオの長さ
■講義ビデオの長さ
学習者の集中力を考慮して、1 本あたり 10 分程度(長くても 15 分)のビデオにするとよい。多様な受講者を持つ MOOC の場合、6 分経過したあたりからドロップアウトが増加するというデータがあります。諸事情により、例えば 60 分程度のビデオになってしまった場合は、4~6 本程度に分割編集することで対応します。
■講師映像の有無
■講師映像の有無
受講者は何らかの形で講師の映像が出ている教材を好むようです。仮に、講義画面に講師映像がまったく出てこない場合(パワーポイント画面のみのビデオなど)でも、短くてもよいので、講師自身による自己紹介兼科目案内ビデオがあるとベターです。特に新入生など、講師のことをまったく知らない人が多い講義の場合は有効です。